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■REVIEW (THE RASMUS/Dead Letters)

※みなさんのアルバムレビューを募集しています。こちらから投稿してください。

MASA ITO(DJ・評論家)>
『次々繰り出される印象的な"泣き"メロディが生む 独特な色彩感覚 ---この新作からの第1弾シングル"In The Shadows"がイギリスでも大ヒットしてチャートのTop10に入り、『Kerrang!』誌は「昨日まで誰も知らなかったバンドが、今では誰もが知っている」との名言を掲載した。ゴスの要素もあるが、とにかく印象的なメロディが次から次へと飛び出して、楽曲に独特な躍動感と色彩感覚を作り出している。北欧のロックと哀愁のメロディの関係が、ここでも立証された形となった。古臭い手法ではなく、今日的なアレンジを多用し、徹底的に歌メロで泣かせる楽曲はとにかく素晴らしい。純粋な意味でのハード・ロックではないが、ミカエル・アーランドソン、DIZZY MIZZ LIZZYあたりとの共通点も多い。本国では昨年発表のアルバムだが、日本を含むインターナショナルは今年夏の目玉的作品になるだろう。 少なくとも日本のファン好みのロックだと思う。』
HEAVY METAL SOUNDHOUSE (今月の1枚-7月)

BURRN!誌(2004.8月号) 88点
『…日本人の琴線にも触れまくるフックが奢られており、捨て曲らしい捨て曲が見当たらない。…』

ROCKIN' ON誌 (2004.8月号)
『…驚きはないが、絶対に期待を裏切らない職人芸。とてつもなくコマーシャルな力を感じる。』

CROSSBEAT誌 (2004.9月号) ★★☆
『…爽快感や軽快なドライヴ感を欲する向きにはいいかも。夏の高速ドライヴのお供に。』


ひろしさん(All I Feel)>
『その音楽性であるが、ポップなメロディ・ラインを、ややダークでメランコリックな雰囲気が漂うサウンドで彩っている感じのメロディック・ロックに仕上がっている。厳かな重厚感のあるスロー・ナンバーからキャッチーなアップ・テンポ・ナンバーまで粒がそろっており、完成度は非常に高い。ほとんど良い曲ばかりだが、どんよりとしたイントロから爽やかなサビにつながる雰囲気が独特な“FIRST DAY OF MY LIFE”、爽やかなポップ・チューン“IN THE SHADOWS”に“IN MY LIFE”、エモーショナルで練り込まれたフック・ラインが魅力的なスロー・ナンバー“TIME TO BURN”、強烈なフックに彩られた“GUILTY”、緩やかに盛り上がる展開が心憎いバラード“NOT LIKE THE OTHER GIRLS”、ROXETTEの名曲“SLEEPING IN MY CAR”を思わせる“BACK IN THE PICTURE”などが特に強力で、強く印象に残る。全10曲と、最近のアルバムにしてはややヴォリュームが物足りないような気もするが、捨て曲の見当たらない楽曲の充実振りを考えると、これぐらいでちょうど良いのかもしれない。ヴォーカルの声質が似ているせいもあるかもしれないが、個人的にはMikael Earlandssonに近い雰囲気があると思っている。分かりにくい例えかもしれないが、Mikael Earlandssonが「HAREM SCAREM/VOICE OF REASON」のようなサウンド・アプローチを取り入れてアルバムを作ったら、この作品に非常に近い性格を持った音楽になりそうな気がする。やや陰りのあるサウンドに好き嫌いが分かれそうだが、個人的には本年度(2003)ナンバー・ワン候補の大傑作アルバムだ。』 (UK盤)

robbitさん(Dreamtide Japanese Fanpage)>
『"In The Shadows"を試聴した時も好印象だったのですが、アルバム通して聴くとメランリックなメロディとアレンジの捻り具合に独特のサウンド、それなのにこの歌声…クセになります!" In The Shadow"はかなり嵌り気味です♪"First Day of my Life"は少しレッチリっぽい感じがしますね〜。この曲も好きです!"Dead Letters"もそうですが、ちょっとしたアレンジがセンス良いと思います。Voの雰囲気は私はMEWを連想しましたが、Tim Christensenのサウンドに近いという先入観を除いても凄く気に入りました。』(US盤)

yakkinenさん(yakkinen's starscape)
『全編に色々な感情が込められている一枚です。 メロディや展開はどちらかといえばシンプルですが、 その中に内包された感情、雰囲気は並みではありませんし、1度聴いたら中々頭から離れないほどのインパクトがあります。 ちなみにLauriのドライな歌声が好きです。』

moonさん(So Much Time)>
『こういうのは北欧系ヘヴィーメロPOPというのでしょうか?わたしの中では今までありそうでなかったタイプのROCKで実は新鮮。まさかこうくるのはベタすぎじゃ?と思われる美メロ展開。ある意味自分の無意識の中にあった哀愁メロの根元が体現されてる感じ。それに浸って聴けちゃうのはひとえに曲の構築度の高さとLauriくんの可愛いハスキートーンによるもの。一度聴いたら忘れられないM1.10.11 ヘヴィーな泣き展開 M6やM7 さりげなく好きなのはM8。』 (US盤)

Kohさん(Castle of Pagan)>
『Plesure=92% - 言葉を吐き出す寸前の息を吸い込む音すらセクシーな反則レベルの甘いハスキー・ヴォイスを持つシンガー Lauri Ylonen の歌う、琴線撫でまくりな叙情メロディの哀切なる悲壮感がたまらない、超 Mikael Erlandsson, 超 CLOCKWISE & 超 SPITZ タイプ。(笑) あ、ENUFF Z'NUFF に期待したちゃってた物もここにあるなぁ。 とにかく、4曲のボーナストラックを含めた全曲から流れ出る、メランコリックなポップ・センスを爆発させたあざといまでの哀感に、凄絶なまでにツヴォを直撃されてしまったッスわ。メロディ自体の切なさだけでなく、青臭い若さが弾けるエネルギーが生む拳を握りしめる力強さ、そして北欧ならではの寒々しいダークが漂う荒涼たる浮遊感を持ち合わせているのもイイね。 全曲、キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!! ってな魅惑のメロディ満載の佳曲揃いなんだけど、今のトコは極限のメランコリック・エナジーに号泣しながら激ヘドバン確実の #4 "In My Life" が一番好きかな。 冒頭の #1 "First Day of My Life" で予想もしていなかった歪んだ轟音リフに驚いたように、各曲ともメイン・リフは意外なほどにハード&ヘヴィ(といっても幾分ザラついたオルタナ的なモノではあるけど)だったりするのが、メタル者的には逆に聴き易かったりするのも◎。 もし・・・もしだよ、この上に更に北欧系の悶絶ネオ=クラシカル・ギターまで配されちゃったら・・・と思うと、背筋が凍るね。(んなこと思うなよ、馬鹿/笑)』(日本盤)

gin(THE RASMUS JAPAN)>
別サイトBEST ROCK WORLDで'03年4月にレビュー済みの転載。
『作品毎に音楽性は変化してきているようだが、ここで聴けるのはいかにも北欧らしいマイナーなメロディーに彩られた極上のハードポップだ。自分のフェイヴァリットであるミカエル・アーランドソンやジョーイ・テンペストと似た雰囲気(バッキングだけならエヴァネッセンス風のところも…)があるのでこれはド真ん中ストライク!いままで知らなかっただけに掘り出し物だ。まず少しかすれ気味ながら透き通った声質のヴォーカルによる歌メロやコーラスがキャッチーで素晴らしい。ちょっとモダンなアレンジもソツがないし、ロックとしてのエッジもしっかりある。軽快な#1,#5、ストリングス入りのバラード#10とキラーチューンもあるし、捨て曲らしい捨て曲は見当たらない。美しさと同時に、悲壮感や儚さがたっぷりと味わえる傑作である。北欧ハードポップが好きな人は抑えておかないとヤバイでしょう。ベスト盤ではないのに1枚にこれだけ良曲が入っているのは滅多にない。今年のベスト入り確実。』 (US盤)

[注意]基本的に順不同です。何盤かによって収録曲、曲順が異なります。