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■Live Report (THE RASMUS/Japan Tour 2006) >2005年はこちら
最新アルバム Hide From The Sun
ライブDVD Live Letters
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□3/1東京 □3/2名古屋 □3/3大阪 □3/5東京
▼gin(The
Rasmus Japan)
2006.03.01 DUO MUSIC EXCHANGE,
SHIBUYA, TOKYO
【ライブ前】
THE RASMUS、約1年ぶりの来日公演。
前回の初来日は、本国でのアルバム発売から
かなり経過してからの来日だったので、
結果として今回までのインターバルは洋楽バンドとしては短い。
それでも熱心なファンにしてみれば、
とても待たせれたような気がするのだが。
まずは無事に来日公演が行われることを喜びたい。
あいにくの冷たい雨だが、会場のほうは開演前には
ほぼ満員で熱気に包まれていた。
これならバンドもテンションが上がるだろう。
ソールドアウトしなかっただけにホッとした。
客層は、高校生くらいから50代くらい人まで幅広く、普通な感じの人が多い。
男性も前回より増えた気はするが半分以上は女性だ。
北欧系と思しき外国人たちも少しいた。
会場に入るとBGMは、audioslaveの2nd「Out Of Exsile」がずっと流れていた。
次はColdplayの「Fix You」、そして、Guns n' Rosesの「Welcome To The Jungle」。
ちょっと意外な選曲な気がした。普通ならbjorkやMuseやMetallicaやNirvanaあたりかなと。
定時を過ぎてから、Gunsが流れたので、これが1時間オシのサインじゃなきゃいいけどなぁ、
なんて思った。(笑)
幸いそのあとすぐに暗転したけど。
バックドロップはラスマスのロゴのみで欧州ツアーの蝶ではなかった。
オプションのあの強力なライト(日焼けマシンみたいな形)もなかったなぁ。
【ライブ開始】
開演の19時を10分ほど経過して暗転。
ラウリの敬愛するBjorkの映画からインスパイアされた「Dancer In The Dark」
(欧州盤ボーナストラック)の美しく幻想的なピアノのイントロが流れると歓声が上がる。
今回のツアーのオープニングSEはすべてこれを使用している。
まだ暗い中メンバーがポジションにつく。ラウリは少しじらしてから登場。
スタートは新作からアップテンポの、[Night after night (out of the shadows)]。
間奏でラウリは、「I have to Say Something!! Fxxkin good to be back in Tokyo!!」と叫び、
客もそれに応え、会場は一気にヒートアップ!
ラウリは左右に腕を振りながら激しいアクションで盛り上げる。
ラウリは、黒ニットキャップ、白シャツ、黒ネクタイ。
エーロとパウリは黒シャツ。アキは黒タンクトップという服装。
続いては、前作の1曲目、ハードな[First Day Of My Life]さらに盛り上がる。
途中の掛け合いや、客に歌わせるパートもしっかり合唱できている。
ヘヴィーな[Lucifer's angel]で少し落ち着き、
次のシングル[Shot]、前回のオープニングだった[Guilty]と人気の曲が続き、
6曲目は「this song about filand」でお馴染み前作から[Still
Standing]。
会場にはフィンランドの国旗をもった人もいたようだ。
これも歌いやすい曲で反応は素晴らしい。流れは非常に良く進んでいく。
エーロがベースを交換。チューニングが違うからかな。
ラウリは「チェンジング…チューインガム」と言っていたがシャレ?(笑)
しかし会場の反応はなし…とほほ(哀)。
これ以降エーロは時折ベースを気にしていたがトラブルだろうか。
そして新作から特に彼ららしいメランコリック度の高い[Last generation]
[Keep your heart broken]の連発はもう反則技。
introに被せたタイトルコールも実にかっこよかった。
そのメロディーに胸が苦しくなってしまうほどだった。
次は、ラウリが特に気に入っているという[Immortal]だ。
ラウリがセミ・プログレッシブと言うだけあって、
テンポチェンジが多く全体が長めなのでややノリにくいのではと思われた。
しかし、アルバムでは静かなエンディングが、次の[Sail away]に絶妙に繋がっていくのだが、
ライブでは、ラウリがアコギを弾き、エーロが見事な裏声を披露したそのあとに、
もう1コーラスをもってきてハードに締めくくったのだ。
本編第1部を締めくくるには相応しい最強ライブバージョン。これは圧巻だった。
彼らの成長が如実に現れた1曲と言える。
この曲に限らず、ライブならではのちょっとしたアレンジが実に効果的で
こういうのは予め決めてるのもあるが、
ライブ中のアドリブから 生まれることが多く、
彼らがライブを日に日に改良している証明であるだろう。
CDの楽曲をライブで進化させていく。
これができる能力を持つバンドはそれほど多くない。
すぐさま前回もあったアコースティックセットへ。
あちこちで歓声があがったので期待していたファンも多いようだ。
アキも待てましたと笑顔で前に出てきて、メンバー全員がイスに座るが、
ステージが低いため後方のほうの人は見えなかったかも。
エーロが少林寺映画チックなフレーズを弾いて、会場から笑いが。
前回はパウリも弾いてなかった?
やはり日本のイメージは大枠でのアジア圏なんだろうか?(苦笑
「日本人は(曲間やバラードで)静かだから照れるな」とか言っていた。
ラウリは「昨日バーにいったら日本人の男ばっかりだった…」とかなんとか?
あまりよく聞き取れなかったけど。
まずアルバムINTOから[Chill]これは日本初披露の佳曲バラードで嬉しい。
そして次も同じく[Heartbreaker]だ!!
ついにきたー!この名曲を生で聴ける日が!!
欲を言えばエレクトリックでやって欲しかったけど、もう大満足。
1コーラスだけだったが思わずウルウルしてしまった。
ストリングスの替わりのラウリの声が悲壮感たっぷりの
[Funeral Song]でアコースティックは終了。
特にラウリやエーロの声がものすごくクリアに聴こえて、
その美しさと巧さに十分に酔いしれることができた。
アコースティックというのはごまかしが効かないので
本当の実力が出てしまう…だから下手なバンドは避けるんだよね。
やはりこの位置で敢えてスローダウンさせるのは、
最後まで会場のテンション持続させるのにとても効果的だ。
エレクトリックに戻り本編第2部開始。
最初のシングル[No fear]だ。
introからno fear nofearと歌い上げるライブアレンジも印象的。
PVでもお馴染みなので反応は思った以上にものすごい良い。
個人的にはシングルとしてちょっと弱いとも感じていたので驚いた。
明日以降に本編ラストにもってきたのはこの反応を見てだろう。
この曲で彼らを知った人も多いんじゃないかな。
CDで聴くよりはシンプルな分、ライブではノリやすかった。
ヘヴィーな[Heart of misery]もCDだと物足りない感があったが、
ライブではヘヴィーさが増して盛り上がった。
ラウリがステージ裏に向かって二本指チラチラと出しタバコを要求。
イントロでタバコをふかしてクールダウンしつつ、
PVになった人気のバラード[Sail away]。サビ以外も合唱状態。
CDより美しさ力強さがアップしていて良かった。
一息ついたところで、本編第2部ラスト、
激しい疾走感の心地よい[InMy Life]で締めくくった。
これは前回の来日と同じ。あの興奮再び!
これも最後にやるには相応しいチョイスだ。
会場の盛り上がりは最高潮で、みんな腕を振り上げていた。
メンバーは中央に並んで軽く挨拶をしてから一旦引っ込む。
【アンコール】
ほんの数分でアンコールに応える。再びステージへ。
フィンランド語のほのぼのソング[Rakkauslauku]を少しやってから、
すかさず、みんな待っていた代表曲[In The Shadows]!!
前回にはなかった途中で掛け合いのブレイクも入れていた。
やはりこの曲もさらに強力に進化しているのだ。
はじめから最後まで大合唱で、改めてこの曲の威力というものを痛感!
この曲があったから彼らに興味をもった人が多いわけで、
やはりアンコールにやるべきだよね。
ここでもう燃え尽きた…。
最後に「ドーモアリガトー!」と叫んだのはエーロかな?
そして彼らのポリシーでアルバム最後の曲と同じ曲で締めくくる。
それまでは夢中で楽しんでいたが[Don't let go]がはじまると
フッとこれで最後だという意識がでてきて、
ライブの魔法が解けはじめてしまった…。
なんというか終わってしまう寂しさ、と同時に、すごい満足感、感謝の気持ちというか・・・。
まわりに人がいなかったらたぶん涙をこぼしただろう。
自分の目には、そこで演奏しているメンバーの姿に重なって
走馬灯のように前回の来日以降の日々の映像が流れはじめた。
あれから1年、The Rasmusのことはほとんど 毎日のようにチェックしていたし、
思い入れはさらに強くなっていた。
個人的にこの1年は生活がドタバタしててあまり良いことばかりではなかったし、
今年に入ってからは大きな問題もいろいろ重なった。
それでサイトの維持が難しくなったり、ライブに参加できなくなりそうになったり…。
だから、こうして無事に参加できたことが本当に嬉しい。
もちろんライブに向けて最大限の努力はしたつもり。
全ツアーの夢はまたかなわなかったが…名古屋の未使用チケットはまだ手元に…。
ま、それはまた次回の楽しみとしよう。
けっこう元気ももらったし、もう少しいろいろと頑張ろうかなと思えた。
THE RASMUSは今後もさらなる成長を続けて驚かせてくれるに違いない。
また早く彼らのライブが日本で体験できることを願っている。
ありがとう!THE RASMUS!
【そのほか今回の雑感をいろいろ・・・まとめきれない;】
個人的には、前回のライブ以降、今日をひとつの目標に
やってきたので、約一年分の苦労や努力がようやく報われた感じ。
大きな荷物をようやく一旦降ろすことができたというか。
楽しかったけどホッとしたのが大きい。
彼らは2度目ということで、緊張や不安はそれほどなかっただろう。
また日本を楽しみにしていたという想いも十分伝わってきた。
それによって安定感やまとまりも増して、
さらに観客との相乗効果で激しいアクションにも繋がった。
HFTSの曲は、曲作りの段階、
つまり何もないところから生まれて形になっていく状況を知っているだけに、
前作とは違う意味の思い入れがあった。
大ヒットした前作と同じ路線で、捨て曲のない充実した
アルバムを出すことでショウの質と密度は明らかに増した。
欧州ツアーをたくさんこなした後で
少しのオフを入れての来日のタイミングも
コンディション的にバッチリだたっと言えるだろう。
前回のライブレビューで要望として述べたことが反映されて非常に嬉しい。
特にこのことは感動している。
・In The Shadowsをアンコールや最後に持ってくる>アンコール一発目に
・古い曲も聴きたい>アコースティックでやった
・毎日少しはセットリストを変えて欲しい>日によって並びを変えた。アコはリクエストでランダム。
・MC、掛け合いをもう少し>まあほどほどに。前回よりは多い。ジョークも連発。
・セットリスト
メインをDLとHFTSからにしたので
全体的に一本芯の通ったものになった。
古い曲はアコの枠でやって正解。
配置も文句なし。
・演奏時間
80分弱。もう少し長くても良いかなぁ。
せっかく良い曲あるんだし、まだ若いんだし(笑
・アコースティックセット
これは前回と同じく実に効果的。
ジョークを交えたりアットホームな雰囲気で観客との距離を縮めたり、
ショウをダレさせない中休みとしてよく機能している。
・ファッション
もともとあまり気を使わないと本人たちが言っているので(苦笑
まあ黒っぽいので統一されているから無難なところか。
ラウリのネクタイは新鮮だった。キャップなはいほうがいいかな。 セットが大変?
・演奏
バツグンの安定感。一人一人が巧いし、
バンドとして息がぴったりとあっている。
いわゆるアイコンタクトでわかっちゃうんだろう。
ミスをミスと思わせないし。
演奏陣の見せ場(ソロとか)あっても面白いと思う。
みんな初日から好調でラウリも声が出ていたし外さない。
エーロは以前よりコーラスの場面が多く頑張っていた。
・アクション
ラウリはお馴染みのアクションやしぐさで
フロントマンらしさを発揮。
アキも一生懸命叩いてます感があって激しくて良い。
パウリは演奏に集中してて大人しめだけど楽しそう。
エーロはMCもするしドラムに上がるし跳ねるし
前よりも活発になったかな。
・MC
基本的には曲間は空けずにどんどんいくバンドなので少ない。
アコースティックセットではジョークも言ったりして和めた。
日本語の前回より覚えたかな。鉄板焼きとか(笑)
・照明、演出
渋谷に関しては普通。可もなく不可もなく。
一応彼らのイメージにはあっていたけど。
スモークちょっと多め。
バックドロップはラスマスロゴ。
蝶ではなかった。
オプションのライトもなし。
・会場(音響、フロア)
音響はクリアだし広がりがあって良い方だった。
ギターや低音は もうちょっと迫力あってもいいかな。
・仕切り
会場狭い、雨、満員、なのもあり、
入場、退場、クロークなどで
仕切りが悪かったようだ。
個人的には、問題なく見れたのでよかった。
・グッズ
Tシャル3種類のみと少ない。
まあステッカーとかなら別にいらないけど。
バンドのランクからいくと仕方ないかな。
・観客
前回同様に年齢やジャンル(?)も幅広いし、
思ったより男性も来ていた。
年齢の若い人が増えたかな。
あとは初心者が多い感じ。
前の方は行儀の良いほどよい盛り上がり具合で、
後ろの方は大人しく見ている人が多い。
ベテランなメタラーのような人は前回より少なく
同日のハロウィン公演に流れたか?
男性の声は前より小さめ。
ほぼ全曲歌ってしまう海外に比べればまだまだ。
▼ひろしさん(All
I Feel)
THE RASMUS 名古屋公演
3月2日に名古屋クラブクアトロで行われたTHE RASMUSの名古屋公演を観賞。
お客さんの入りは8割くらい。19時ちょっとすぎに暗転し、バンド登場。最後に飛び出してきたラウリは動きにキレがあってカッコ良かった。
最新作「HIDE FROM THE SUN」と、前作「DEAD LETTERS」を中心としたセット。MCは少なめで、テンポよく次から次へとキラー・チューンを畳み掛けてくるステージ構成。基本的にアルバムに忠実だが、ライヴならではのタメやリフレインでアクセントをつけたり煽ったり、乗せて盛り上げるのが上手い。
特に印象に残っている曲は、"Immotal"。もともとヘヴィなサウンドと突き抜けるようなサビの対比が響く強力な楽曲だったのだが、このライヴ・ヴァージョンでは幻想的なパートを導入してよりドラマティックに仕上げており、一瞬の静寂から爆発するサビのリフレインがたまらなく気持ち良かった。このヴァージョンで再収録してくれないかなぁ。
中盤のアコースティック・セットは、談笑を交えながらリラックスした雰囲気で。寿司や鉄板焼きというだけでドッと受けるので、どんなジョークでも笑ってくれるから日本大好きだよ、とエーロ。あと、ある男性客が「アイ・ラヴ・ユー!」と大声で叫んで、今いったの誰だ!? とアキが怪訝そうに眺め回したり、なんて場面も。シングルカップリング曲の"Days"を演奏するという珍しい一幕。東京では"Heartbreaker"をやったらしい。超羨ましい…。
時間にして、あっという間の一時間半弱。ちょっときつかったが、楽しかったし大満足。無理して観に行って良かった
THE RASMUS大阪公演
今回の単独来日ツアー最終日、3月3日に心斎橋クラブクアトロで行われたTHE RASMUSの大阪公演を観賞。
去年の初来日公演を観た時や昨日も思ったけど、実にライヴ映えのするバンドだねぇ。持ち前のポップで親しみやすいメロディはそのままに、ライヴならではの迫力あるサウンドでよりカッコ良く、キレのあるパフォーマンス、小気味いいテンポで進むステージ構成、上手く乗せて盛り上げる適度なライヴ・アレンジで心を掴む。
基本的に名古屋とほとんど同じセットだったのだが、タバコを吸いながらカッコ良く歌うパフォーマンスがあったり、"Heart
of misery"のイントロで曲名を連呼したりと、細かいところで変化あり。曲順はキッチリ決めて、合間合間にアドリブで小ネタを挟むタイプなんだろうか。
アコースティック・セットの時だったかな。相当気分が良かったのか、ラウリがいきなり下ネタいい出した時はちょっとポカンとなった。会場も、大阪なのに引き気味。大阪でも引くことがあるんだ、と意外な発見。ヤベ、滑っちゃった、みたいな照れたリアクションから、気を取り直して演奏を再会すればしっかり盛り上がるのだから、曲もパフォーマンスもやっぱり良いんだよなぁ。
今回のツアーのアコースティック・セットはかなり流動的だった模様。大まかな流れは決めていて、あとは気分とノリ次第、という感じだったのかな。セットの締めには、ラウリが「THE
RASMUSで好きな曲は?」とリクエストを求め、"Bullet"!、"Heartbreaker"!、"F-F-F-Falling"!、といった声が上がり、その中から"F-F-F-Falling"を披露するというサービスも。"Heartbreaker"は東京でやってるからなぁ。是非とも聴きたかったが、まあ仕方がないか。"F-F-F-Falling"も、コーラスの掛け合いで軽快に盛り上がって良かったし。"Chill"は、アルバム「INTO」のヴァージョンと聴き比べると、アコースティックのほうが段階を踏んで盛り上がる歌メロの魅力がよりいっそう映えて、断然良い。
締めの"Don't let go"は切ない哀メロが素晴らしく感動的。一緒に歌いながら泣きそうになった。まだ死にたくはないが、二日連続でこの感動の余韻に浸れただけでもう悔いはない。
アルバムのイメージを崩さずカッコ良いステージを魅せてくれる素晴らしいバンドだ。
ライヴは大満足だったが、会場にはちょっと不満あり。横に広いフロアなのだが、ステージの前方左右に太い柱がそびえているおかげで後ろからの視界が悪い、というのがひとつ。あと、まだ階下のフロアが営業中なのに帰りがエレベーターのみのため大混雑してしまう、という点。ここだけ、ちょっと気になった。何とか改善して欲しいなぁ。
▼gin(The
Rasmus Japan)
2006.3.5 STUDIO COAST, Shinkiba,Tokyo
(independence-DAY fest.)
【ライブ前】
The Rasmusは単独3連続公演を終えてから1日オフを挟み、
新木場スタジオコーストでのI-Dフェス最終日の大トリに望んだ。
日本のヴィジュアル系やハードコア系のバンドやファンが多い中で
場違いなアウェー戦な感じは否めないし、
持ち時間たったの40分でどこまで自分たちをアピールできるか見モノである。
The Rasmusの出番の少し前に会場に入ると、案の定オシていて、
日本のMUCCが演奏中。事実上の大トリなので、
彼らが終わると大部分の客が帰ってしまった。
サブステージでYOUTHQUAKEが爆音を響かせたあとに、
ようやくThe Rasmusの出番が来た。
最前列にはThe RasmusのTシャツを着た熱心なファンが陣取るが
2列以降は密度も低く余裕で見れる状況。
会場の後ろの方では疲れたファンがまばらにまったり座って見ている。
キャパが大きいだけにこの光景はかなりさびしい。
【ライブ開始】
20分遅れてスタート。
単独と同じく[Dancer in the dark]のintroが流れる。
オープニングは[Night after night]でこれも同じ。
ラウリが歌い出しから少し外す…。
大丈夫かな?やはり単独の疲れがありそう。
昨日もオフとはいえ観光だったし。
2曲目は[lucifer's angel]だ。
名古屋以降の流れと同じ。
ここでテンポを落としてしまうと勢いが削がれる。
もっとあとのほうがよかった。
続く[Guilty]の掛け合いはまともにできなかったが、
[Shot]も含めて客の反応はよい。
[Keep your heart broken] [Still standing] [Last generation]
のメランコリックな3連発も哀愁にたっぷり浸れてよかった。
ラウリは高音がやや厳しそう。
ステージは広いもののアクションも激しくはない。
次の[Immortal]はやはりライブ版で、
最後の手前の静かなパートから
ハードなパートの流れが非常に惹きつけられる。
単独ならばここでアコースティックセットだが、
今回は時間の関係もあってなし。
代わりにバラードを2曲並べた。
[Sail away]はラウリそのままエレアコを持ちながら歌う。
客の合唱も少しあった。
[Funeral song]じっくり聴き入っている人が多かった。
パウリはエフェクターだけアコ設定に切り替えていた様子。
一転して[First day of my life]でハードに。
客もノッている人がだいぶ増えてきた。
客にも歌わせようとしたがやはり合唱は小さい。
たたみ掛けるように[In my life]がきた。
このへんは終わりに向かっての加速感が良い。
アキはドラミングが少しきつそうだ。
間髪いれず[No fear]もそこそこのウケていたようだ。
ラスト前に入れるには少し弱い感があった。
実際フェスなど短いセットは[In the shadows]で終わらせることが多い。
これだけは知っている客も多かったのだろう。
やはり今日一番の盛り上がりをみせて幕を閉じた。
最後の挨拶ではメンバーがにこやかだったので安心した。
【ライブ終了】
結局は予定の40分を大きく上回り1時間くらい演奏。
これは嬉しい誤算だった。
開始20分遅れたことはフェスにありがちで仕方ないが
これで途中までしか見れなかったり、
諦めざるをえなかった人がいるのは残念。
かといって早い時間にやっても
ノラないたくさんの客を前にやるのは気持ちよくないだろうけどね。
曲紹介以外のMCや客への煽りはほとんどなし。
掛け合いは最前あたりのファンは頑張っていたが
どうしてもできる人数が少ない。
ラウリも必要以上に求めなかった。
服装は全員黒シャツ黒パンツでラウリはキャップなし。
パウリは黒のLP(ダイナスティ)だった。
アキ終わった後にガウン代わりに甚平を羽織っていた。
やはりバンドには会場がかなり空いていて申し訳ない気分。
でも参加できたファンは本当に良かったと思う。
単独とまた違った流れのセットで聴けたし。
チケット売り切れは予想されたので
早めに入手してたくさんのファンに参加して欲しかったね。
他のジャンルのファンもそれほど多く残っていたわけじゃないが、
ノッてる人もいたし、全体的には興味深く見ていた人が
多いようなので、少しでも新しいファンが増えれば良いなと思う。
The Rasmusは決して自分たちに最適でない環境の中で、
コンディションもやや落としていたにも関わらずに本当に良くやったと思う。
海外では大規模なフェスにも多数参加しているし、
そのへんは難なく対応できる資質がある。
単独のように客との相乗効果で120%のパワーを 発揮することは難かったと思うが、
それでもプロ意識をもってしっかりとしたステージを見せたのは素晴らしかった。
まだ彼らを良く知らない客へのアピールには十分だったといえるだろう。
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